サブスクリプションビジネスの売上管理を工夫する方法とは?

サービスを提供してクライアントから代金を受け取る。これは古今東西、あらゆるビジネスの基本です。ただ、一昔前であれば商品の対価として現金を支払えば終わりでしたが、現在はサービスの多様化とともに様々な支払方法が登場してきています。近年登場したサービスにサブスクリプションビジネスがありますが、一番の特徴は継続課金にあります。

本稿では継続課金の月次売上について管理上の問題点と解決策について検討します。

サブスクリプションビジネスにおける継続課金

継続課金とは一度サービスに加入するとその後、退会しない限り継続して課金が発生し、料金支払いが継続される支払い方式のことです。具体的には毎月一定額を支払う月額課金や使用した分のみ料金を支払う従量課金などがあります。

継続課金をとる場合が多いサービスにSaaSがあります。SaaSとはインターネット経由でソフトウェアを利用できるWEBサービスのことです。具体的にはSlackやChatWorkなどがあります。

もっとも、サブスクリプションビジネスはIT関連以外の分野にも拡大しており、例えばフィットネスクラブやエステの利用、健康食品や化粧品の定期販売、飲食店での食事などにも取り入れられています。

サブスクリプションビジネスにおける売上管理の難しさ

継続課金システムを導入すると、企業にとって売上が長期的に安定するメリットがあります。クライアントから信頼を得られれば、年単位の長期契約を結ぶようになり、安定的な売上を確保できます。しかし、同時に長期的な継続課金を行うことは月次の売上計上が複雑化することをも意味します。

サブスクリプションビジネスにおける売上管理は難解であり、月次の売上を効率よく管理するためには工夫が求められるのです。では、具体的にどのような工夫をすべきか列挙します。

第一に、料金体系をできるだけシンプルにして売上管理を簡素化することです。サブスクリプションビジネスを提供していると、クライアントの要望に応じて料金体系も複雑化しがちです。例えば、いくつものパターンの組み合わせがある基本料金に加えて、オプションも複数存在するような場合です。料金体系が複雑化すればするほど売上管理も煩雑になります。そこで、できれば料金パターンは3~4つ程度に絞って自社とクライアント双方にとってわかりやすいものを目指すべきです。

第二に売上管理のシステム化です。一般に売上管理はエクセルによって経理担当者が手作業で行っているケースが多く、常にヒューマンエラーの危険を内包します。この点、クラウド型の管理サービスを利用すると属人的な要素を低減できます。システム化によって請求書作成から売掛金管理、入金消込までを自動化できるのです。機能面でも同時編集や変更履歴の閲覧を容易に行えます。クラウド上での使用であればソフトウェアの準備も不要であり、データ量の増加も気にする必要がありません。なお、サブスクリプションビジネスの場合、売上計上は役務提供に合わせるというルールですが、一部のシステムはこれに対応していないこともあります。システムの導入に際してはサブスクリプションビジネスに対応しているかどうかの確認も必要です。

まとめ

以上で述べたようにサブスクリプションビジネスは今後ますますの拡大が見込まれます。しかし、新しいサービスだからこそ発展途上の部分も多く、特に売上管理はさらに工夫を重ねて改善していくべき業務です。

本稿をきっかけとしてサブスクリプションビジネスにおける売上管理という問題について考えていただければ幸いです。経理業務の効率化によって経営リソースをサービス拡充にあててさらなる業務拡大を目指しましょう。

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