定期的な請求データを活用してサブスクリプションビジネスを推進する方法

定期的な請求データを活用してサブスクリプションビジネスを推進する方法

こんにちは。「クロジカ請求管理」コンサルティングチームの花田です。

サブスクリプションビジネスは、継続的に契約が続く形態のため、請求情報の把握や活用がとても重要です。定期的な請求データを利用することは、正確な会計や利益を確認できますが、それだけではありません。営業活動や経営面への活用ができ、さらなるビジネス推進の可能性が広がります。どのような活用ができるか、ポイントを確認してみましょう。

販売動向と予測結果を確認できる

定期的な請求書のデータから、そこから売上予定のデータを月ごと、四半期ごと、年単位で事前に確認することができます。売上の予測が立てられ、それにより営業活動のスケジュールも立てられます。また、仮に契約更新が自動でないサービスの場合や、契約期間の更新時期のタイミングの把握も可能です。営業活動でのフォローなどに役立てることも可能です。

重要な営業やマーケティングの決断に定期請求データを利用する

定期的な請求データを確認することで、ビジネスの月ごとの売上が一目瞭然になるため、予算の目標設定が可能になります。数値的な目標設定は企業経営において重要なポイントです。さらに、過去の売上実績のデータだけでなく、先に売上の動向を予測、傾向の分析などが可能となります。これらのデータはその先のマーケティング戦略を立てるのに有効になります。このように重要な営業活動や、マーケティングの方針や戦略を決断することに、定期的な請求データの活用を実践してみてはいかがでしょうか。

営業の重要な決断に定期請求データを利用する

チャーンを監視、追跡できる

顧客ごとの請求データを確認することで顧客のライフサイクルのどの月に最も解約の危険性が高いかなどを予測することができます。サブスクリプションビジネスは、継続的な利用を前提としているサービスとはいえ、顧客側から解約してしまえば売り上げは安定しません。特に昨今はサブスクリプションサービス、SaaS型のビジネスは分野も種類も増加傾向にあり、今後も競争が激しくなる業界です。

利用状況やその顧客の傾向からチャーンを監視し、その要因を追跡することは、その先々の損失というリスクを防ぐ方策のひとつになります。

定期請求データを利用して資金繰りや債権管理に役立てる

冒頭で述べたように、定期請求データを利用することで正確な会計や利益を確認できます。そのほか数値管理面の『資金繰り』や『債権管理』への活用です。請求した売上がいつ頃、どのくらいの金額が入金されるのか、これらのキャッシュの動きを把握することは資金状況の予測へとつながります。また、定期的な請求を行ったとしても、それらの入金が実際にされているかの確認や、その後の実績等を確認することで入金が遅れがちな顧客へのフォローや、売上回収の漏れや遅延というリスクへの対処ができます。

まとめ

これまで、定期的な請求データの活用方法を紹介しました。

  • 販売動向と予測結果を確認できる
  • 重要な営業やマーケティングの決断に定期請求データを利用する
  • チャーンを監視、追跡できる
  • 定期請求データを利用して資金繰りや債権管理に役立てる

拡大しているサブスクリプションビジネスにおいて、これらのような請求データを営業活動や戦略の方針決定に活用することは重要なポイントになります。これらのデータ活用には、サブスクリプションの請求データの管理が得意なシステムを取り入れることが有効です。契約に紐付く定期的な請求データと売上を連携して管理し、適切にデータを管理することで分析に利用ができるのです。サブスクリプションビジネスの成功への一役となるのではないでしょうか。

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